日本語教師になるための資格

日本語教師として活躍するためには小中学校の教諭などのように制度化された資格があるわけではありません。

そのため理屈でいえば日本語のネイティブスピーカーであれば誰であっても資格なしに日本語教師になることができるはずですが、実際にはかならずしもそのようにはなっていません。当たり前の話ですが、特定の言語を話せることと、相手にわかりやすく教えることとの間にはかなりの能力的な違いがあります。

特に教えるべき相手は日本語を話せず、しかも短期間で上達したいというニーズを持っていることが、その難しさを増幅しています。そこで日本語教師としての能力を証明するための資格が別に設けられています。一般には日本語能力検定試験を受験して、それに合格していることが日本語教師の資格要件となっている場合がほとんどです。

この検定試験に合格するためには、言語学や音声学、日本語教授法をはじめとするさまざまな科目を大学で履修しておくことが必要です。このような特別なコースがカリキュラムで規定されている大学の場合、総履修時間は少なくとも420時間ほどになります。

かならずしも4年制大学ではなくてもかまいませんが、大学以外であればしっかりとしたカリキュラムを持つ専門学校などを吟味して選ぶことが重要です。実際に日本語教師として教壇に立ったあかつきには、履修したことがらは単なる試験勉強の範囲にとどまらず、相手にわかりやすく教える上で大いに役立つはずです。

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